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いしずえの精神

Nursing spirit

いしずえ長崎が
目指す看護と未来

 いしずえ長崎は、「生きづらさ」を感じておられるご利用者さまや、支えておられるご家族さまと共に、支援者の1人として寄り沿う看護を実践します。

安心をカタチに、
信頼を結果に、
生活のいしずえをあなたに。

 いしずえ長崎のスタッフには、内科、外科、救急など、様々な経験をしてきた看護師が在籍しています。不安や緊張が強くなると、身体面の不調が出てくるように、心と体の健康は密接につながっています。ご利用者さまの生育歴や生活背景をベースに、ニーズをしっかりとアセスメントすることによって、必要な看護をご利用者さまやご家族さまと一緒に考えていきます。生活の主役はもちろんご本人です。生活方法や自宅での療養の仕方、方法について私たちは押し付けることは決して致しません。自らが元気になっていくことを実感できるようなかかわりを行います。最終的には、元気になって訪問看護から卒業していただけるよう、寄り添う看護を実践します。

長崎での精神科
訪問看護の充実

 厚生労働省のデータによると、令和元年度の人口10万人対の病院病床数は593.0で全国1位です。(全国平均は258.9)これは、長崎県は人口10万人あたりでは、全国で一番精神科病床数が多い県である、ということを示しています。これは、様々な要因はあると思いますが、ひとつには精神疾患を患っている方を、地域で支える体制が不十分であるということが考えられます。つまり、入院医療において症状的には退院できるレベルではあるものの、サポートが足りないために退院できない、いわゆる社会的⼊院という事態が起きていることを⽰唆します。いしずえ長崎は、ご利用者さまの個別性に沿った精神科訪問看護を実践しながら、長崎での精神科訪問看護の充実を図っていくことができるよう、精神科病院とも密に連携し、地域で支える体制を整えます。

入院せずにすむ、
強固な官民連携体制

 長崎県は精神科病床がとても多い県です。退院支援には、多職種連携は欠かせません。特に、民間の訪問看護や施設を充実させるだけでは不十分で、行政が抱えている障害者支援の問題について、私たちが協力できることがないか模索する姿勢も重要です。いしずえ長崎は、官民の連携だけでなく、関係機関との関わりを大切にしながら、地域で支える看護を実践していきます。

看護の力によって快方に導く、
いしずえ長崎は、
全力であなたとご家族さまを
支援いたします。